さちこども歯科がオープンしてから2年が過ぎました。
橘こども歯科医院オープンからは20年。
私が小児歯科を学び始めてからはもうすぐ30年が経ちます。
初めはむし歯をみつけては削って詰めるのをひたすら続ける毎日でした。
削り続けてもむし歯はなくならず、途方にくれるほどでした。
どうしたらむし歯はできなくなるのだろう。
歯磨きをすればなくなる?
甘いものをやめればなくなる?
どのくらいできればなくなるのだろうか?
たくさんむし歯ができてしまったこどもでもむし歯ができなくなっていくこどももいれば、ずっとでき続けるこどももいる。
ずっとむし歯がなかったのに10代後半からむし歯ができ始めるこどももいる。
むし歯は身体にとって不調になる生活をしていることを知らせるサイン。
お口は身体の一部です。
身体が健康であれば、お口も順調に育ちます。
むし歯を予防するには、生活習慣だけではなく、心や身体の成長も大きく関わります。
こどもがしっかり成長するためには、それをサポートする保護者が元気でいることが大切です。
母親の心の安定は、こどもの成長に深く関わります。
だから「ママが安心できる歯科」というのが、むし歯予防を考えるときに私がとても大切にしていることなのです。
 
さちこども歯科
院長 鈴木さち代